トイレトレーニングの時期

保育園で必ず質問があるのが、トイレトレーニングです。

いつからトイレトレーニングを始めたらいいですか?

どういう風に進めるんですか?

いつからやってくれるんですか?(←他人任せ)

などが、毎年あります。

トイレトレーニングって、さて何でしょう?

一言でいえば、排泄処理の自立ですね

赤ちゃんは、自分で処理が出来ないので保護者にやってもらいます。

それを、だんだんと自分で出来るようにシフトして行くのですが

これは、本当に個人差があります。

どうして個人差が出来てしまうかと言えば、筋肉と脳の発達がそれぞれの環境で違ってしまうからです。

トイレを自立するためには、体的に2つの準備がいります。

おしっこを溜めて、うんちを止めておける膀胱周辺の筋肉の発達

ここの準備が出来てないと、おしっこやうんちを出したり我慢したりの意識が出来ません。

ここの筋肉を発達させる為には、腹筋や背筋、骨盤底筋を強くする必要があります。

簡単に言えば、歩行がしっかりして小走りしたりジャンプが出来るくらいにならないと

トイレでたまたま出来たとしても、オムツでも出るという状態が長く続きます。

もうひとつの発達は、脳です。

おしっこやうんちが出るなとわかる。

それを我慢しようと思い、体の筋肉に伝達出来る。

脳と筋肉の伝達系統が繋がっていないと上手く出来ません。

乳児の頃は、この筋肉と脳の発達がアンバランスなので、バランスよく成長するように

保育士は、あれやこれやと頭を悩ませるわけですが

それを発達させるのが、目と手の協応

一見、排泄に関係ないようですが見て動かすという目と手の協応を繰り返すことで

脳が体と筋肉の関連付けを強めていきます。

それが、脳の発達に繋がり排泄にも繋がっていくと行く事なのです。

どうやって目と手の協応を高めていくかといえば

遊びと手づかみ食べ

要は、指先を使う訓練を多く行うと良いのですね。

乳児の遊びは、心身の発達にダイレクトに繋がるのでとても大切だという事はここでもわかります。

さて、こうして体の準備が整ってからトイレトレーニングを始めても全然遅くないわけです。

あまりに早くからトイレ行きなさいを始めると、子どもの心にトイレ=嫌な所となり

今度は、心が引っかかってスムーズに自立が出来なくなるので気を付けましょう

トイレの自立の進め方ですが、これも性格によって違ってきます。

基本的には、体の準備が整う(排泄の感覚が長くなる)

脳の準備が整う(排泄を出そう、出たがわかる)

そして、トイレに行って成功体験する事で褒められる(トイレを好きになる)

その繰り返しで、進めていきます。

幼児施設では、トイレが出来る子と出来ない子が混在していて、出来ない子は出来る子が褒められているのを見ます。

なんとなく羨ましかったり、自分もやりたいと思えれば心も準備OKですね。

しかし、心が幼くてまだ他人を意識しない状態では憧れもやる気も出ないので、トイレに行くのが面倒くさいだけの場所になってしまうのです。

どちらもきちんと揃ってから、お家と園で同時に始めるのが理想的ですね。

子どものトイレトレーニング単体だけをみないようにして

体と心はセットという事を忘れないようにしたいですね

どちらかが育ってないときは、それが育つような遊びや対応を考えていく必要があるという事です。

そして、トイレトレーニングも終盤は、子どもがトイレに行きたいと自分で言う事が出来るようになり。少しの間なら我慢も出来るようになります。

一般的には、3歳前後からこの時期に差し掛かります。

それで、保育園は2歳児クラスでトイレトレーニングを始める事が多いのです。

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