子どもの躾へのアプローチ ~大人は環境~

 子どもの躾は、社会生活に適応するために望ましい生活習慣を身につけさせることです。大人になって困った人と言われたり、非常識と言われない為にも大人の義務として行いたいですね。子どもは、真っ新なキャンパスです。これから大人がどう接していくかによって、性格や習慣が違ってきます。それは子どもたちの『生きやすさ』『生きにくさ』にも繋がってきます。そして、これから長い間躾を行っていくわけですが、何事も最初がベースになりますから丁寧にしっかりと乳幼児期に関わってあげたいですね。
私たち大人は、子ども達の成長の為に環境を整えてあげる必要があります。
玩具
絵本
保育園
公園
お部屋
など 色々な環境が子ども達の周りには大小様々にあります。
子ども達は、この環境から遊びを通して学ぶのですが
私たち大人自体が子どもの環境だという事はお気づきだったでしょうか?
特に、初めての大人である親はその子のベースとなり家庭の基準となりますが
初めて入る保育園などの幼児教育施設は、親以外の大人の関りをみる初めての場所となりますので、社会生活のベースとなると言っても過言ではありません
この時期は、色々な大人がいる事を知って貰う事も大切な時期なので、保育園なの大人が沢山いて子ども達に関わる事はとても良いと思います。
子ども達は、この大人を見て多くの事を学ぶので保育士にはお手本を見せて欲しいと言っています。
挨拶や謝罪、感謝の言葉を言いなさいと子どもに教えるより、毎日大人同士や大人から子どもへこれらの言葉を実際に使って聞かせたほうが、子どもは自然に言えるようになります。
大人が学ばせたい事に正直である(嘘をつかないこと)があります。信頼を形成する時期に、子どもに例えば「1つ食べたら終わりね」と言って食べさせた後、子どもが食べたので「もう一口」と言うのは、子どもにとっては大人は嘘をつくと学んでしまうので嘘や「あとでね」などの適当な受けはしないほうが良いでしょう。こんなに些細な事が、子どもの性格や考え方になっていくと思うと怖いですね。
だから、例えば散歩の準備が進まない子に「●●しないと、散歩いけないよ」条件、「●●やったら●●あげる」取引、「●●しないなら、置いていくよ」脅し等は子どもが同じように人に接する事になるので出来れば他の言葉に置き換えたいものです。
「●●したら、散歩いけるよ」「●●して、公園に行ってたくさん遊ぼう」「お手伝いここまでするから、あと頑張ってみようか」などはいかがでしょうか?分かってやっている子には、「それは違うよね?今何するんだっけ?」と聞くのも効果的です。
常に、プラスの考え方を大人がすることで、子ども達もポジティブな考え方になっていきます。私たち大人の声かけ、関りひとつひとつが子どもの引き出しとなり性格の一部になる事を忘れないでいたいですね。
しかし、大人だからといって失敗する事はあります。
その時は、きちんとそれを収める所まで見せてあげてください。
・子どもに嘘言ったと思ったら、「ごめんね、違ってた。本当は・・・・だったの」
・子どもに言い過ぎた時も、「ごめんね。良い子になって欲しくて言ったけどちょっと言い過ぎだったね」と謝ればいいのです。
また、同僚と言い合いになる事もあるでしょう
そんな時は、仲直りする姿まで見せてあげてくださいね。
大人は、環境
子ども達になって欲しい姿は、まず自分が成るのが近道なのかもしれません。