子ども達が楽しく食事をするために!

子ども達は、味だけではなく他の要素でも好き嫌いだけでなく、食事に対する意識が低くなってしまいます。「なんでも食べられるけれど、食事自体別にこだわりなくて、食べなくてもいいし」という方が増えているのです。食べる事は、生きる力です。今、食べているものが半年後の体の調子や成長で見えてきます。特に乳幼児は顕著なので、子どもが食事を嫌いにならないように大人は何に気を付ければいいでしょうか?
◆食事の時の大人が考える事
●彩を考えると栄養が整います

黄色…豆腐、ゆば、納豆、油揚げ、卵、みかん、かぼちゃ、とうもろこし、さつまいもなど。赤色…肉、魚、にんじん、トマトなど。

緑色…ブロッコリー、枝豆、小松菜など。

白色…ご飯、麺類、パン、乳製品、大根、カブ、玉ねぎ、じゃがいも、里芋、など。

黒色…わかめ、ひじき、海苔、きのこ、黒ごまなど。

●盛り付けを工夫したり、お手伝いをすると食べる意欲がUP
子ども達は、環境に左右されやすいので自分で盛りつけた野菜は食べる。お料理のお手伝いをした日の食事はよく食べるなどはあるあるです。
●食べる環境を整える
食べない原因に
※体を動かしてない⇒おなかがすかない
※間食が多い⇒おなかがすかない
※生活リズムが崩れている⇒体調が整っていない
などが考えられます。
●『こ食』をしないようにする

「孤食」子ども一人で食事をとること。

「個食」みんなで食事をしているが、食べているものがバラバラ。

「子食」子どもだけで食卓を囲んでいること。

「粉食」パン・麺類などこな製品ばかりを食べること。

「濃食」濃い味付けのもの。

「固食」決まったものしか食べない。

「小食」ダイエットのための食事制限。

 さまざまな事で、子どもは食事が楽しいと思えなくなるんですね
 
◆食に求められる大人の対応
※手づかみ食べをしっかりさせる
 脳の発達と共に、心の発達も促す手づかみ食べ
 掃除は大変だと思いますが、是非頑張って欲しいことです
※よく噛む習慣をつける
 離乳食の「あぎあぎ」などの声かけから始まる咀嚼の練習
 たまにお口の周りの筋肉が硬くて動かせない子もいるので、その時は少しお顔をマッサージしてあげると上手に動かせるようになります。
 咀嚼がしっかり出来ていないと健康に関わるばかりか、発語にもかかわってきます。
 肥満の人は早食いが多いと言われているのは、実際自分で反省です。
※ながら食べをさせない
 上記の咀嚼についても、ながら食べをすると雑になってしまいますよね
 楽しく話しながらくらいはOKとして、テレビ見ながら、ゲームしながら等
 家族でいても孤食になってしまいます。
 そして、乳幼児のおいかけながら、あそびながら食べさせるのは落ち着かない子を作っているようなものですから、食事の時はきちんと座るを徹底させましょうね
※マイナーな言葉を使わない
 子どもが食が進まないとき「これ嫌いなの?」「これ苦手なんだよね」などと言ってませんか?子ども達は、慣れで食べるようになる事が多いのに「あ~これって私嫌いなんだ」と思ってしまうのです。食べなれていないものを大好きな人から「嫌いだよね」と言われたら「うん」と答えるしかないですよね。
※嘘をつかない
「これで終わりね」と言って食べさせた後に、食べたからと言って「じゃ、もう一口だけ」と言って食べさせていませんか?子どもとの信頼関係も崩れますし、どうせ嘘でしょうと思うとどんどん食べなくなってしまいます。「これで終わりね」と言って食べさせたら、本当に終わりにしてくださいね。
※条件を出さない
「これを食べたら、プリンあげるよ」等と取引条件を言って頑張らせていませんか?
これをやっていると、いつか「プリンをくれるなら食べる」「プリンをくれないなら食べない」になっていきます。ご褒美で釣ると、ご褒美がないときはやらないようになるのです。
これは、日頃のしつけでも言える事ですがダメなものはダメと伝える事。やって欲しい事は、きちんと理由を話して取引条件を出さない事、譲らない事が大切です。
もちろん「今日は、食後にプリンがあるから頑張ろうね」とご褒美としてではなく、お楽しみとして使うのは有りだと思います。が、この使い分けは結構高等技術ですよね。
※頑張ったら認める
食事だけではなくてすべての躾に言える事ですが、褒めるではなく認める事が大切です。
「今日は、ほうれん草を食べれたね!きっと元気が出るね」など、実際出来たこととそれが何に繋がっているのかを話しておくと、嫌でも食べたほうがいいと考えられるようになります。
ただ、「上手!」「偉い!」「おりこうね!」は0歳児くらいでしたら「褒められた」と喜びますが、それ以降になると褒められることより自己主張の方が強くなります。もっと大きくなると「何が上手なのかわかんない」「自分をおだててる」「褒めればいいと思ってる」と考えるようになりますので小さいころから褒めるより認めるようにしていきたいものです。
 
色々とあげてきましたが、何よりも大切な事は
大人が食事を楽しんでいる姿、何でも食べる姿を見せる事です。
これが、何より子どもが食事が好きになるお手本です。
是非、子ども達と一緒に楽しく食べることで『食事は楽しい。食べる事好き!』という姿をみせてあげてください。