手づかみ食べは大事!【心身の発達編】

手づかみ食べが脳の発達に適していて、子どもの成長の為にぜひやって欲しい訓練だというお話は前回しました。

これは、どちらかと言えば体の成長につながっているわけですが

手づかみ食べのすごいところは、心の成長にも繋がることなんです。

育つのは『生きる力』人間の最も根幹にあらねばならない力だと思います。

人間の赤ちゃんの最も発達した筋肉は、口です。

それは、神様が生きるためにくれたプレゼント

口にものを入れることを、子ども達は最初に学びます。

この頃は、何でも口に入れますよね

それは、口の筋肉が一番発達しているのでそこで学習と安全の確認しているのです。

使えるものを使って頑張って生きているんです。

せっかく、自分で口に入れる事が出来るのに食事の時にそれを邪魔してはいけません。

子ども達の出来る事は、最大限やらせてあげるのが乳児の最終目的である

身の回りのことを出来るようになる(自立)の訓練なのです。

子どもは、本能の中に自立しなければいけないというものを持っています。

常に今できる事より、少し上を目指します。

慎重な子も大胆な子もいますが、本人なりの上を目指しているのです。

決して子どもは、何も出来ない存在ではなく、未熟ながらも精一杯自分の出来る事をやりながらステップアップしていく素晴らしい存在です。

だから、大人が全て食べさせてあげることは

子どもの生きる力を削ぐばかりか、自主性も奪ってしまっています。

丁度このころ、喃語が言葉にかわっていき始めるのですが「まま」や「ぶっぶ」等の可愛らしい単語の時期が進むと大抵『じぶんで』と言い出します。

『自分で』と言っているのでやらせると物凄く時間がかかる

この子どもの『自分で』は、自分で出来る!ではないのです

自分でやってみたい。自分で出来るかもしれない。と言いたいのです。

もちろん時間があればいいのですが、お出かけ前などまてない時もありますよね

そんな時は、やっぱり「ごめんね」ってなっちゃうから

せめて、食事の時はゆっくり自分で食べる事を楽しんでくれればと思います。

保育園では、完食するけれど

家では全然食べないんですよねっておっしゃる保護者の方は多いです。

保育士は「お友達と一緒だからかもしれませんね」とだいたい答えるのですが

私は、それもあるけれど

保育園の食事は、一人の大人が数名をみるので誰かを援助していると

他の子は、自分で食べるしかないんですよね

それが返って子ども達の食事へのやる気、食べる意欲を増長している気がします。

そして、自分で食べられたらしっかりと褒めるので更にやる気UPなのでしょう。

お皿で遊んでひっくり返すとかも、この時期やりますが

「それは違う」ときちんと伝えるようにします。

また、テーブルに溢したものは食べても大丈夫なほどテーブルはきれいにしておきます

お口に詰め込んでしまう子には、小皿にほんのしばらくの間『一口サイズ』を置いてあげるとすぐに自分で調整するようになります。

手づかみする子は、好き嫌いが少ないのですが

そのお話は、次で・・・・